第48期囲碁名人戦第2局霧島神宮対局では、昼食10種、サイドメニュー4種、ドリンク5種、おやつ13種から選べるようにしました。(通常はそんなに種類も必要ないそうです(笑))
メニューによっては昼食は赤飯と白飯で選べたり、サイドメニューやドリンクはホットとアイスを選べるようにもしました。
昼食、おやつには必ず明治チョコレート効果が添えられています。
対局場では、お二人に明治チョコレート効果、霧島神宮開運飴(ブルーベリー味、塩味)、フィナンシェ(森三)、特選 霧島茶、きりしま茶ペットボトル、関平鉱泉水が常備されています。開運飴は霧島神宮でしか買えない飴で、同様に霧島神宮でしか買えない鉾餅に並ぶ人気商品です。
第1日目昼食 両対局者とも牛タンうなぎ弁当(お届け料理あしび)。
名人戦特別メニューとして活魚旬彩 馬酔木(あしび)の店舗メニューで使われている大隅産高級ウナギを使用。
プラスして芝野虎丸名人は『蛤のお吸い物』『霧島の紅茶(アイス)』。井山裕太王座は『素麺のお吸い物』『霧島茶(アイス)』
霧島茶は対局時にもJAあいらの特選 霧島茶が提供されていますが、美味しいので昼食時にも選択されていました。
第48期名人戦挑戦手合第2局1日目
— 幽玄の間(【日本棋院公式】囲碁ネット対局) (@UgenNihonkiin) September 2, 2023
昼食メニュー
芝野:牛タンうなぎ弁当、蛤のお吸い物、霧島の紅茶
井山:牛タンうなぎ弁当、素麺のお吸い物、霧島茶
午前中消費時間
芝野:1時間17分
井山:1時間43分
うなぎはパリッとした関西流の焼き#囲碁 #名人戦 #朝日新聞社 #チョコレート効果 #魔王飯 #虎飯 pic.twitter.com/aEtUXG5AHs
3時のおやつは、芝野名人はきりしま恋茶(こいちゃ)とブルーベリージュース。
井山王座は森三(もりぞう)の生ロールとたんかんジュースでした。
おやつはどちらも霧島菓子処 森三の品。森三は明治創業の霧島市のお菓子の老舗で、ロールケーキで大ブレイクした人気店です。
きりしま恋茶『坂本龍馬・お龍夫妻の日本初ハネムーンが霧島だったことから命名。日本一のお茶どころ霧島で作られた抹茶をふんだんに使用した乳饅頭』
生ロールケーキ『森三自慢のふわふわビスキュイ生地のロールケーキ(バニラクリーム)。とても軽い口どけ』
ブルーベリーは霧島神宮周辺の名産で、今回出されたブルーベリージュースは霧島神宮から車で5分の道の駅霧島神話の里公園の果樹園で取られたブルーベリーから抽出されて、地元の天然水関平鉱泉水と半々に割ったものです。
たんかんジュースは屋久島の名産柑橘類で100%ジュースです。
3時のおやつ、芝野名人はきりしま恋茶(こいちゃ)とブルーベリージュース。
— 朝日新聞囲碁取材班 (@asahi_igo) September 2, 2023
井山挑戦者は森三(もりぞう)の生ロールとたんかんジュースでした。
お菓子は、いずれも、地元「霧島菓子処 森三」(本店・鹿児島県霧島市)のもの。明治42年創業の老舗で、和菓子も洋菓子もおいしい人気店です。 pic.twitter.com/XP16DZPFMV
(安田明夏初段と三島響初段の食レポ)
第2日目昼食 両対局者とも寿司(お届け料理あしび)。但し虎丸名人が量の少ない春日、井山王座が量が一番多い玄海。
プラスして芝野虎丸名人は『素麺のお吸い物』。井山裕太王座は『蛤のお吸い物』。
飲み物は両者『霧島茶(アイス)』
お二人ともほぼ完食されてました。
3時のおやつは、芝野名人はショートケーキとブルーベリージュース。
井山王座はフルーツ盛りとアイスコーヒーでした。
ショートケーキは霧島菓子処 森三の品。イチゴロールで大ブレイクしたことから、イチゴの自家栽培を始め、そのイチゴとシロップなどと一緒に煮詰めて作ったコンフィチュールを使用。動画を観ると分かりますが、(小食の虎丸名人が昼食はほぼ完食して腹いっぱいなのに)ショートケーキ好きな虎丸名人がすぐに完食するほどのおいしさです。試食したときの三島響初段の顔にもご注目下さい(笑)。
フルーツ盛りは、囲碁大会や関係者用の弁当をお願いした仕出しの福むらの名人戦特別メニュー。井山王座がフルーツ盛りの定石でかつメロン好きということで高級メロンを使用。他にも梨、マスカット、ブドウ、サクランボ、パイナップル、ミカン、グレープフルーツ、キウイと多種のメガ盛りで、井山王座も昼食に続いてメガ盛りのフルーツ盛りも時間をかけてほぼ完食。
珈琲は鹿児島県沖永良部島に自社珈琲農園を持つノアコーヒーの品。アイスコーヒーは沖永良部島産珈琲豆に人気海外の豆をブレンド。それを霧島の天然水関平鉱泉水で作成。とても美味しかったことで、アイス版が関係棋士達にも大好評。ホット用の沖永良部島産珈琲豆100%のノアコーヒーの和の極み(ドリップ)も人気すぎてほとんど無くなりましたが、残り1杯のドリップは井山王座がお持ち帰りになりました。
井山裕太王座が選んだフルーツ盛り合わせと芝野虎丸名人が選んだショートケーキ。フルーツの盛りがすごいです。 pic.twitter.com/aXhaWDHdNj
— 村上耕司 (@mura_koji) September 3, 2023
林漢傑八段と三島響初段の食レポ。
関係者用の昼食は1日目あしびの海鮮チラシか唐揚げ幕ノ内弁当。
2日目はあしびの牛タンうなぎ弁当か福むらの松花堂弁当霧島。
関係者のうなぎは通常メニューですが、2日目の食レポの最後に三島響初段の感想があるのでぜひ観てください。両対局者は鹿児島県大隅産うなぎを使った特別メニューですので更に美味しいです。
(後記)霧島神宮対局が決まってから、芝野虎丸名人十段の過去のメニューをベースに調べて、挑戦者が一力遼棋聖本因坊か井山裕太王座碁聖かに絞られてからは御二方のここ数年のメニューを調べてメニュー候補にして挑戦者が決まった後は選別して作成しました。
実は第1局椿山荘東京で芝野虎丸名人が注文された天重もそろそろ頼みそうと予想して昼食メニュー10種に入っていました。
その甲斐もあって、2日間でサイドメニューが1日目と2日目が両者反対になったのと、寿司のサイズが異なるだけで一致しました。関係者からは想定していた通りで驚かれ、届いた料理は予想以上の大きさなのにほぼ完食されていて、嬉しかったです(笑)
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